重防食塗装

人々の暮らしに不可欠な水道を守る技術

粉河工場では主に水道管に用いられる継手などの製品の塗装を行っており、日本水道協会登録の検査工場となっています。

水道管は長期間にわたって地中に埋設されることが多く、日常的に点検を行うことが非常に困難です。このため、水道管に用いられる部材は塗料を何層にも塗り重ねて極めて厚い塗装を施すことによって高い耐久性を実現しており、これを重防食塗装といいます。

この作業は、人々の日常生活に欠かせない水道に関わる仕事だけに、高い安全性と長期にわたる耐久性を実現する高度な技術力が求められます。

製品に重防食塗装を行っている様子を横からおさめた写真

粉河工場では、エポキシ樹脂粉体、液状エポキシ樹脂、タールエポキシ樹脂などによる水道管の塗装(塗覆装)を行っているほか、亜鉛合金溶射(溶融した亜鉛合金を圧縮空気で霧状にして吹き付けて被膜を形成する方法、メタリコンとも)と封孔処理によって期待耐用年数100 年を実現する強固な耐食層を形成する工程も備えており、万全の加工体制を整えています。

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